★米ネット通販23.5%の伸び、日本はその倍の伸びを継続へ!★

□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□
21世紀・情報経済と情報文化の沃野を拓く!オピニオンリーダー
『情報経済新聞』(第341号)★2005/03/08発行★1999/10/08創刊★
★この無料のオピニオンリーダー新聞は、お会いした方々やフォー
ラムの参加メンバーなど、約5千名を対象に毎月10回を限度に発行
しています。ご不要な場合はお手数ですが下記にその旨をお知らせ
いただければ幸いです。編集部 ecken@ceres.ocn.ne.jp ★ご自身
で削除したい場合はこちら。http://www.news-japan.com/mag/
□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□
          ≪本日の目次=情報メニュー≫

                                                                                                              • -

◆1.米ネット通販23.5%の伸び、日本はその倍の伸びを継続へ!
◆2.3/18フォーラム内容が確定しました。(新着情報あります)!

                                                                                                              • -

     〜〜〜〜 編集長 土屋 憲太郎 〜〜〜〜

●3/4(金)の午後、東京・晴海のビックサイトでユビキタス関連の
 展示会を見学後、関連する実証実験(3件)の発表並びにパネ
 ルディスカッションを聴講することができました。

●最も印象に残ったのは、三越百貨店・日本橋本店の婦人靴売
 り場では約10%の増収にも寄与。現場からの強い要望と支持
 に支えられて実用化。4/1から継続して使われていくことが正式
 に決まったということでした。(阪急百貨店・も実用化されるとの
 ことでした)

●また、もうひとつ印象的だったのは社団法人・日本レコード協
 会・専務理事の田中純一さんの発表の中で、『ユーザーの利
 便性の向上及び付加価値の提供』が大きな柱に据えられ、そ
 の具体的な内容(ビジネスモデル特許が取れそう?な)の一部
 に触れられていたことでした。

●個人情報の保護というポイントをしっかり守ると同時に、『ユー
 ザーの利便性を高め、付加価値を提供する』という考え方は、
 製配販の原点ともいうべき基本的な取り組み姿勢であり、大い
 に歓迎したい良識でもあると感じました。

                                                                                                              • -

◆1.米ネット通販23.5%の伸び、日本はその倍の伸びを継続へ!

                                                                                                              • -

●ご紹介が遅くなり恐縮ですが、2/26の日経本紙記事『米電子商
 取引23.5%増』によれば、米商務省がまとめた2004年通年の
 米国のネット上の小売金額(推定値)は692億ドル(105円換算で
 7兆2660億円)となり、前年に比べて23.5%増加しました。

●日本サイドの公式データとしては、まだ2003年の4兆4240億円
 しか出ていませんが、日本の伸びは米国の倍(23.5%×2倍
 =47%)以上となる公算が高く、単純に1.47倍してみると、約
 6.5兆円(ただしネット上で完結しない住宅や自動車分野の実
 績を含む)になり、この傾向がもう1年続けば、ネット上の小売
 金額の総額でも日本が米国を上回る可能性が出てきました。

●その論拠のひとつとして、ここ数年、日本のネット上の小売総
 額が60%以上の高いの伸びを連続して記録していることがあ
 ります。

●また、3/5の日経本紙記事によれば、2/24の時点で出店数が
 1万1050店を記録した楽天の会長兼社長の三木谷浩史さんは
 「特にECはあと2〜3年は前年比60%〜80%の成長を維持で
 きそうだ」と指摘。波に乗る楽天自身の読みであることを割り引
 いたとしても、日本全体のEC(この場合は企業と個人間のB2
 C)の高い伸び率を示す論拠のひとつにはなりそうですね。
 
●仮に、2006年(通期)のネット上の小売総額において日米同額
 になったとすれば、人口の比率が日本1に対して米国は1.6
 であるため、日本の1人当たりのネット上の小売金額は米国の
 1.6倍となり、この分野における実績は日米が大逆転するとい
 っても過言ではない状況になります。

●ただし、米国の小売売上高全体に占めるネット通販の割合は、
 まだ1.9%で、日本もほぼ同レベルのため、日米共に今後さら
 に伸びて(量的な拡大)いくことが予想されますし、まだまだその
 余地は大きいと見てよいのではないでしょうか。

●また、普及期の特に前半において、企業間の電子商取引分野
 に大きく貢献することが予想されるICタグ(電子荷札)の円滑な
 導入・育成・定着など、質的な向上の余地もまた、ほぼ100%残
 されていると見てよいのではないでしょうか。
  

                                                                                                              • -

◆2.3/18フォーラム内容が確定しました。(新着情報あります)!

                                                                                                              • -

●3月18日(金)午後1時〜5時、東京・大手町の三菱総研さん1階
 AVルームをお借りして、定例(第91回)の合同フォーラムを開きま
 す。

●第4講演のテーマは、『内在するセキュリティリスクとその対策〜
 企業や組織に内在するセキュリティリスクに備えて〜』(講師はネ
 ットインテクノロジーズ株式会社・社長の武田静雄さん)です。

個人情報保護法の全面施行を前に、内在するリスクをどう管理
 し、未然に不祥事を防止したらよいのか、その具体的で効果的
 な防止策などが、大いに注目されますね。

☆===================================================☆
◇日時:2004年3月18日(金)13:00〜17:00(終了後に懇親会あり)
◇場所:三菱総合研究所本社ビル1階AVルーム 東京都千代田区
大手町2-3-6 (鎌倉橋寄り、日経本社ビル斜め前)
◇最寄駅:地下鉄・丸の内線・大手町駅A2出口・徒歩2分【地図】
  http://www.mri.co.jp/PROFILE/office_map.html
☆===================================================☆

                                                                                                          • -

■講演1:13:00〜13:50  

◆テーマ:『Amazonアソシエイト・プログラムを活用した売上・サイト
       の魅力度向上』
      
 ◆講師:アマゾン ジャパン株式会社 マーケティング・シニアマネ
     ージャー 竹村 詠美氏
     アマゾン ジャパン株式会社:http://www.amazon.co.jp/

◆講演の概要:(★新着情報です)

 Amazon.co.jpが日本のお客様の支持を得る秘訣となっている、
アマゾンのグローバルビジネス戦略についてご紹介します。また、
Amazonのパートナーシップ戦略の柱であるアソシエイトプログラム
についてご紹介をさせていただき、どのような形でさまざまなサイト
様がアソシエイトプログラムによって、サイトの魅力度の向上や売
上UPを図られているのかをご紹介させていただきます。

◆竹村詠美氏の略歴:
  日本の大学卒業後、米国系投資銀行の営業、戦略系経営コン
 サルタントとして勤務。その後、米国のビジネススクールを卒業し、
 米国にて、コンサルタントとして、主にIT・テレコムサービスのプロ
 ジェクトを担当。1999年、日本に帰国し、大手ポータルサイトにて
 新規事業企画・戦略提携構築に従事。2002年9月、アマゾン ジ
 ャパン株式会社に入社し、書籍部門シニア・プロダクト・マネージ
 ャーに就任。2004年11月、マーケティング強化に伴い、マーケテ
 ィング・シニアマネージャーに就任。現在にいたる。

                                                                                                          • -

■講演2:14:00〜 14:50

◆テーマ: 『個人情報をもたない、顧客コミュニケーション革命 =
        RSS!』

◆講師 レッドクルーズ株式会社 代表取締役CEO 増田 勇氏
     レッドクルーズ株式会社:http://www.redcruise.com/

◆講演の概要:
  昨今、RSSは、多くの方が耳にされているがなかなか実態を掴
 (つか)みかねていることと思います。RSSは、これまでのWebサ
 イトやメール広告の課題を解決するパワフルでまったく新しいコミ
 ュニケーション手段です。ブログが火付け役となり、米国では既に
 多くのメディア、政府機関、企業が採用し、日本でも採用するとこ
 ろが日々続々と増え続けております。
  RSSの魅力の一つとして、個人情報を一切取らない点がありま
 す。最近の個人情報漏洩事件や個人情報保護法の全面施行を
 前に、多くの企業が対応策をご検討されていると思いますが、いか
 に個人情報を保護するかだけ留まらず、これからは取らないという
 選択肢もあることを今回、ご紹介させて頂きたいと思います。当日
 は、RSSとは何かを実際の事例をまじえて具体的にご紹介させて
 頂きます。

◆増田勇氏の略歴:
  現在、RSS技術のトータルソリューションのレッドクルーズ代表
 取締役CEO。米国 ルイス・アンド・クラーク大学にて経営学士取
 得。1989年、日本アイ・ビー・エム入社。営業推進本部にて、モ
 ービルコンピューティングを日本で先駆けて提案。 
 大手製造業営業を担当、チェアマンとして国際会議を開催。大規
 模なダウンサイジングプロジェクト、全世界システム統合を成功裏
 に実行。1997年、米国ボストンのバブソン大学院にて、起業家学
 でMBAを取得。 起業家センター アソシエイトおよび米国プライス
 財団フェローシップ受賞。 アメリカン・フィナンシャル・システムズ
 副社長、ヘルプデスク大手レメディーを経て、2001年、インター
 ネット調査会社レッドシェリ代表取締役社長に就任。 ビデオリ
 サーチインタラクティブと共に、インターネットにおける全数調査の
 基盤を作る。出版物:「MBA起業家育成(学研)」共訳

                                                                                                          • -

■講演3::15:00〜15:50

◆テーマ 『ケイタイ画像が楽しくなる画像配信ASPサービス』

◆講師 株式会社パスコ GISフロンティア推進部 取締役 部長
     門馬 直一氏
     株式会社パスコ:http://www.pasco.co.jp/

◆講演の概要:
  携帯電話の液晶ディスプレイは、高解像度になりカラー表示も
 きれいになりましたが、画像サイズの制約により、PCに比べれば
 表示できる画像情報に限界があります。弊社は、『ケイタイ画像
 をもっと楽しく利用してもらおう』というコンセプトで、独自に開発し
 た圧縮技術を基に利用者がケイタイ画像を自由に拡大・縮小し、
 編集できる画像配信ASPシステムを開発し、画像の細部を詳しく
 みたい、自分のお宝待受け画面を作りたいなどのニーズに応える
 サービスを2004年9月から開始しています。今回は、この配信サ
 ービスの特徴と採用して頂いています事例をご紹介します。

◆門馬直一氏の略歴:
  1976年株式会社パスコに入社、主に建設コンサルタント業務を
 担当し、2002年から新事業開発の責任者として社内インキュベー
 ト企業の立ち上げ経営を担当している。

                                                                                                          • -

■講演4: 16:00〜16:50

◆テーマ:『内在するセキュリティリスクとその対策〜企業や組織に
       内在するセキュリティリスクに備えて〜』

◆講師:ネットインテクノロジーズ(株)代表取締役社長 武田静雄氏
 ネットインテクノロジーズ株式会社:http://www.netinntech.co.jp/

◆講演の概要:
  個人情報漏洩事件やインシデント、個人情報保護法の全面施行
 等を含む情報セキュリティの背景を踏まえ、企業や組織に内在す
 る情報セキュリティリスク、即ち管理的な脅威、物理的な脅威、意
 図的な脅威、それに偶発的な脅威の実態を喚起すると共に、その
 防衛策としてのセキュリティ管理策(セキュリティ対策)の適用と、
 弊社が提唱する「エンドポイント・セキュリティ・ス イート」について
 解説します。「エンドポイント・セキュリティ・スイート」とは、特に情報
 漏洩が懸念されるクライアントPC(パソコン)にフォーカスしたセキュ
 リティ対策で、なりすまし防止のためのバイオメトリクス、ITリソース
 管理の一環としてのセキュリティ管理手法、ディザスタリカバリを含
 むバックアップソフト等を紹介致します。

◆武田静雄氏の略歴:
  電設会社や通信機器メーカのプロマネやエンジニアリング、設計
 等の経験を踏まえ、1985年4月に創業した三井物産㈱出資のアダ
 ムネット㈱(昨年末、ネクストコムと合併)に転職し、技術部門のトッ
 プとしてのマネージメントからプロダクト・マーケティングまで多岐に
 渡って関与。同社の取締役副社長兼技術本部長を最後に退任・
 退職し、1998年秋、IT分野のコンサルティングを生業にするネット
 インテクノロジーズ㈱を設立し、代表取締役に就任。数多くの企業
 や組織向けに、IT分野のインフラからコンテンツ、情報セキュリティ
 に至るまでの技術・営業支援、商品化・ビジネスモデル構築支援、
 市場調査、事業立ち上げや経営支援等のコンサルティング活動を
 提供中であり、その一環として、実践に基づく社員教育・啓蒙セミ
 ー講師も実施。
 

                                                                                                            • -

●非会員さんの参加を歓迎します。参加費は5千円です。3/16
 (水)までに、下記の口座に参加費5000円をお振り込み下さい。
 (消費税は不要です。当日現金でのお支払いは6000円になり
 ます)

●学生(院生を含む)さんの参加費は1000円です。

東京三菱銀行 新橋支店 普通口座 4046687 
 EC研究会 事務局

                                                                                                            • -

●3/18(金)の合同フォーラムに
(1)参加します  

                                                                                                            • -

○お名前:
○勤務先:(学校名)
○ご所属:(学部・学科)
○お役職:(学年)           
○TEL:
○FAX:
○Eメール:              

                                                                                                              • -

●現在どちらの年間会員(有料の)ですか。 
〇EC研究会
〇デジタルコンテンツ産業研究会
〇非会員

                                                                                                            • -